同窓会
文化の日に3年ぶりの中学校の同窓会に行きました。今回は知人が幹事をしているので出席する義務がありました。接待交際費が嵩みます。あらかじめホームセンターで安物の履物と衣服を買いました。インターネット検索してみると先生は教育委員会教育長まで出世して叙勲受章されています。席順のくじ引きでこの先生の目の前に座ることになり、私は普段から極めて無口な人間なので申し訳ないことです。今回の会費は8000円でした。私の生活レベルからいうと2000円程度の会費が妥当なのですが、とりあえず我慢して支払い、着席しました。私の舌は高級食材に適応していないので、食事が楽しくありません。
先生は人気のある学級運営をしてきたので、頻繁に数多くの同窓会に呼ばれます。先生の立場上、出席を断るわけにも行かず、迷惑なことではないかとも思われます。出席すれば、惨めな人生を送っている生徒には慰めの言葉を掛けねばならず大変なことであります。先生は上手に生徒たちに慰めやアドバイスの言葉や掛けられます。たくさん同窓会を経験してるので手慣れたものです。ご馳走の量が多いのでそれを腹に収めるのがなんか苦しそうでありました。さらに酒が出て来るのでそれも詰め込んで、生徒達にもたくさん飲ませる必要があるみたいで、私がウーロン茶を飲みながら、お酒は飲もうと思えば飲めますと自慢してみたところ、盛んに酒を飲むことを勧められました。無礼講の乱痴気パーティーにしようと画策されておられるのか、謎です。それとも精神科医が幸福になる薬を処方しているようなものなのでしょうか。私が何十年も飲んでいないと言うと驚かれました。苦労して断酒を維持してきたように思われたのでしょうか。ただ単に、孤独で貧乏で気楽な人生だったので、麻薬(酒)が蔓延している文化圏からの影響が少なかったのです。