ムカデに噛み付かれた

今日は、ベッドで昼寝しているとムカデに噛み付かれた。私は飛び起きると、先細ペンチでカニばさみの技を駆使してムカデを捕まえてからに窓の外に投げ捨ててやった。ざまぁ見ろ。しかしてまたそぞろ百足を駆使して夜這いにやって来る可能性がある。いまいましいことだ。百足の対策としてベッドを壁から20cmぐらいは離そうかと思う。そしてベッドの四つ足にはステンレステープでコーティグしてみようかと考えあぐねた。

　今年になって、家の中で四回ぐらいムカデを捕まえた。去年は、糸みたいに小さいムカデが天井から次から次へと落ちてきて三回ぐらい噛まれて腫れた。今年のムカデは良く育っている。庭には落ち葉がたっぷり敷き詰めていて、枇杷も落下熟成して陰険きわまりない環境である。

　今日は、内モモの柔らかい所を噛み付かれた。毒物を注入されなかったようで腫れなかった。今回、百足の野郎は私のことを食い物だと思って噛み付いただけなのだろう。ここんところ風呂にも入ってないから、足の指の股などは醤油味噌、酒系の発酵食品のような、とっても美味そうな匂いがする。私はほぼ完ぺきに近い菜食者なので、古き良き日本の貧乏人の香りがするのである。