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フィルタ式

フィルタの式を作成する場合は、文字列を一重引用符で囲みます。
name = 'Jones'

~ ( ) # \ / = > < + - * % & | ^ ' " [ ]
これらの文字のいずれかを列名に使用する場合は、列名を中かっこで囲む必要があります。 たとえば、Column# という名前の列を式の中で使用する場合は、[Column#] と表記する必要があります。

角かっこは特殊文字であるため、列名に中かっこを使用する場合は、円記号 \ を使用して角かっこをエスケープする必要があります。たとえば、 Column[]  という名前の列は次のように表記します。
[Column[\]]
(2 番目の角かっこだけをエスケープします。)

ユーザー定義の値

列値と比較するユーザー定義の値を式の中で使用できます。文字列値は一重引用符で囲む必要があります。日付値はシャープ記号 (#) で囲む必要があります。10 進数と指数表記は数値に使用できます。次に例を示します。

FirstName = 'John'
Price <= 50.00
Birthdate < #1/31/82#
列挙値が格納されている列の場合は、値を整数型にキャストします。次に例を示します。
EnumColumn = 5

演算子

Boolean 型の AND 演算子、OR 演算子、および NOT 演算子を使用して連結できます。かっこを使用して句をグループ化し、強制的にその句を優先させることができます。AND 演算子はほかの演算子より優先されます。次に例を示します。

(LastName = 'Smith' OR LastName = 'Jones') AND FirstName = 'John'

比較式を作成する場合は、次の演算子を使用できます。
<
>
<=
>=
<>
=
IN
LIKE

式の中で次の算術演算子も使用できます。
+ (加算)
- (減算)
* (乗算)
/ (除算)
% (剰余)

ワイルドカード文字

* と % はどちらも LIKE 比較の中でワイルドカード文字として使用できます。LIKE 句の中の文字列に * または % を使用する場合は、それらの文字を角かっこ ([]) で囲んでエスケープする必要があります。句の角かっこが含まれている場合は、角かっこ文字を角かっこで囲んで ([[]、[]] のように) エスケープする必要があります。ワイルドカードを使用できるのは、パターンの先頭と末尾、パターンの末尾、またはパターンの先頭です。次に例を示します。
name LIKE '*product*'
name LIKE '*product'
name LIKE 'product*'

ワイルドカード文字は文字列の途中に使用できません。たとえば、"te*xt" とは表記できません。