マルチディスプレイ環境においても windows10 は劣化しました。
マルチディスプレイ環境においても、windows10のユーザーインタフェース性能は劣化しました。
右上のディスプレイとの間にひっかかる障害ができました。
ウインドウをドラッグ移動させる時には全方向のディスプレイとの間に障害ができました。
勢いをつけて動かせば、障害は飛び越えられますが、普通に自然に移動していると頻繁につんのめります。
これは、マイクロソフトからの有難くも迷惑な贈り物です。良かれと思って取り付けた機能です。
例えると、バリアフリーだった部屋と部屋の間に段差を作ったのです。
部屋を移動したければ、気を抜かずに腿を高く上げて歩きなさいということです。
マイクロソフトは敷居にスイッチを設置したのです。敷居を蹴とばすとか踏むと、部屋の真ん中にカーテンが下りて来るような機能スイッチです。
本来は、通行の邪魔にならない形式でユーザーインターフェースを設計すべきだったのです。
例えば、
タイトルバーをクリックしてドラッグしないでその場でマウスボタンを離すと、3x3の9つのメニューボタンが出現します。
そのまま何もせずメニュー領域をマウスが離脱するとメニューは消えて通常モードに戻ります。
マウスを動かさず同じ場所で真ん中のボタンを押すとウインドウは全画面モードになります。これは、従来のタイトルバーのダブルクリックと同じ操作で同じ結果になります。
左か右のボタンを押すと、それぞれ左か右の画面半分を占有するウインドウモードになります。
上か下のボタンを押すと、それぞれ上か下の画面半分を占有するウインドウモードになります。
四隅のボタンを押すと、それぞれ画面を4分割した領域を占有するウインドウモードになります。
それぞれの周囲のボタンを押すのではなく、真ん中のボタンを目的の方向にドラッグして投げる操作でも機能すると直観的になります。
Windows10では、タイトルバーをドラッグしてディスプレーの四隅に持って行くと4分割が可能ですが、四隅の感知領域が狭く操作が困難で利用するに値しません。